この浮世絵は、「首のすげかえ」として有名な浮世絵。文化10年(1813)に角座で上演された同じ芝居の版木を利用し、同じ役の片岡仁左衛門を残し、右側の蔵人役の嵐吉三郎を浅尾額十郎に彫り替えて作成されている。10年前の太く粘っこい仁左衛門の顔に比べ、額十郎の顔はスーとしていて、北洲の10年間の変化が読みとれる。
姉妹達大礎(あねいもうとだてのおおきそ) 北洲画 文政6年(1823)9月 中座 楠原ふでん/片岡仁左衛門7 待江蔵人/浅尾額十郎1