歌舞伎の衣裳 紙衣(かみこ)
遊女に入れあげて勘当された若旦那(伊左衛門)は、着物すらなく、書損じの紙を継ぎ合せて作った着物を着て遊女に会いに行く・・・。
このように、書損じの紙を継ぎ合せて作った貧しさを表現するための着物を紙衣(かみこ)という。紫のちりめん地に金の縫い取りをした黒い裂をはぎ合せるなど美化されている。
傾城阿波鳴門 けいせいあわのなると 梅国画 文政7年(1824) 大西座 ふじや伊左衛門/中村鶴助1