遊女
当時、西洋で遊女というと最低の人間だったが、日本での状況はかなり違っていた。遊女といっても、ムシロ一枚で春を売る「夜鷹」から、太夫と呼ばれる最高級の遊女まで、天地のような開きがあった。
太夫ともなると、芸事は当たり前で、和歌や漢詩、書(書道)も一流で、ほとんどあらゆる文化人の相手ができた。
遊郭では、自分の専用の部屋を持ち、たとえ殿様でも身勝手な事はできなかったと聞く。
西扇屋 雛咲太夫 よし国画