片岡仁左衛門
中央の七代目片岡仁左衛門は、文化・文政期(1804〜1830)に上方歌舞伎界で重鎮とされた役者です。中座には、仁左衛門にまつわる言い伝えがあります。淡路島に住む芝居好きなたぬきが大坂に遊びに来て、仁左衛門のファンになりますが、木の葉を化かしたお金で芝居を見ていたのがばれて殺されてしまいました。人々はこれを哀れみ、たぬきを中座の舞台下(奈落)に祭りました。
けいせい花大樹(けいせいはなのこのした) 春好斎 北洲画 文政3年(1820)1月 角座 小田 春長/片岡仁左衛門7 此下東吉/中村 歌右衛門3 柳口九郎次郎/市川 蝦十郎1